諏訪湖の「御神渡り」が2年ぶりに出現しました。
諏訪大社上社の男の神様が、同じく下社の女の神様の下へ通った道筋だと古くから伝えられた話。いかにもロマンチックで、ほのぼのとした古の夢を呼び起こしてくれます。
朝6時、暗い内からカメラマンと報道関係者のカメラの放列です。
今回の「御神渡り」は前回の半分以下の規模ですが、なによりも発生したということ自体が諏訪人にとっては嬉しくてたまらないのです。
撮影地点はNHKの大河ドラマ「風林火山」の中で、ヒロイン由布姫が晩年を過ごした小坂観音のすぐ近く、そして画面の奥、御神渡りの行き先に、女の神様が待っている諏訪大社下社の社叢が見えます。
8時半過ぎに1683年以降行われている歴史ある「拝観式」が執り行われました。
これは2年前の御神渡り。